Ver. 3.0

空飛びラボ日記 辺境編

七味チャン連写と窓の目隠し

なかなか根雪にならないながも時々積雪のある札幌、徐々に寒くなってきましたがネコたちは皆元気です。半年に満たない札幌暮らしの中で、薬をもらうためだけにQちゃんを新しい病院に連れて行くべきかどうか迷っていたのですが、後輩の開業医が必要な薬や注射器は全部出してくれることになり一安心です。治療中といっても体調は安定しているため、日々の治療に必要なものさえ手元にあれば通院の必要無し!それに、急な食あたり、風邪、怪我といった突発的な場合を除くと、Qの場合は病状が悪化しても私が対処するのと病院で治療を受けるのと、多分やることにほとんど差はないですね.どんなに高度な治療を受けても治る病気ではないので、何事にも限界というものはあります.

テオと七味は寒くなるにつれて皮下脂肪を蓄えるためかやや食欲が増し、冬毛のモフモフ感も相まってポチャっとしたシルエットになってきました.抱き上げるとドッシリズッシリしてますが、腎臓病になるとあっという間に痩せて軽くなってしまうので、この重さは幸せの証だよねーと思います.

毛繕い中

日中は右奥の壺型カゴで眠っている七味.蓄熱効果のあるマットだけでなく小さな湯たんぽも入れているので、暗くて暖かですごく居心地が良さそうですが、なぜか昼寝場所にしか利用しません.夜は左に見えているオープンタイプのカゴと同じものを高い場所に置いていて、そこで寝ています.彼らを見ていると、日々の行動はおおよそ規則正しい。好奇心は旺盛だから空気の入れ替えでベランダへの窓を開ければ飛んできて外に出てみたりするのですが、生活のベースに変化を持ち込まないと言うのはきっと余計なストレスを生じさせない自然な生き方なんだなぁと思います.写真は夜6時過ぎに起きてきて毛繕いをしているところです.

*****

掃き出し窓以外にカーテンをかけていないのですが、すりガラスとはいえ近隣の目線が気になります.防寒も兼ねて二重窓の間に乳白色のプラダンを立てかけておいたのですが、見栄えも味気ないし、窓の開閉時にプラダンを取り除く必要があったりと面倒なので、綺麗な紙を窓ガラスに貼ってみました.目隠しになるけど日中の光は通すのでそんなに暗くならないし、ちょっとした装飾にもなっていい感じです.

この素敵な柄はフィンランドの陶磁器メーカーアラビア社所属のデザイナー ヘイニ・リータフフタによるフロストベリーというデザイン.北欧好きには有名なSCOPEというお店があるのですが、そこで買い物をすると緩衝紙としてこんな素敵なものを入れてくれます.最初は(今も多少)こんなところにお金を使うなら製品価格を下げて欲しいのだが、、、と思っていましたが、紙は綺麗なので畳んで保管していました(緩衝紙の柄はその時々の推しなどで何種類もあります).とは言えなかなか使い道がないのですよね.よくある茶色の緩衝紙なら野菜包んだりするのに使うのですが、それも勿体無いような気もして.とても綺麗で大判なので、切らずに面を生かした使い方がいいと思っていたので、窓に貼るのはいいかも.フロストベリーと言うだけに冬に似合う柄です.これは1枚目の窓の室内側に貼っていますが内窓を閉めるとこんな感じ.

このぼんやりした感じもいいわー.仮住まいでもついつい室内装飾に走ってしまうワタクシです.